
9月25日(日)、モザイク彫刻家・碧亜希子さんによるモザイクワークショップが行われました!
モザイクとは、小片を寄せあわせ埋め込んで、絵や模様を表す装飾美術の手法のことです。碧さんは、小石やガラス等の材料を用いて様々な模様を表現した置物を制作したり、絵を描いたりしています。その作品はどれも素晴らしく、思わず見とれてしまうほど!
碧さんは、大学卒業後、2001年にアテネに留学し、モザイク作家・画家Daphnae Angelidou氏に師事。アテネ・パレスチナ自治区などでモザイクを制作後、2010年に拠点を故郷の愛知県稲沢市へ移し、2012年に本帰国します。多くのモザイクを世に送り出し、2014年には若き日の織田信長像『水郷の吉法師』を制作。愛知県愛西市の名鉄勝幡駅北側広場に設置され、こちらは大人気スマホゲーム『ポケモンGO』のポケストップとなっています。
SALT VALLEYホームページ内の碧 亜希子モザイク教室のページで碧さんの作品を紹介しているので、ぜひ見てみてください!何時間でも眺めることができますよ。
今回は2回目のワークショップで、参加者の中には前回に引き続き2回目の参加の方もいらっしゃいました。
参加者の皆さんはこのワークショップを本当に楽しみにされていたらしく、小石や一輪挿しの器を見て、「どれにしよう、どれにしよう!」と最初から皆さん大はしゃぎ!
アットホームな雰囲気で始まりました^^
額、一輪挿しの器、小石を選び終えた後、お皿に砂を敷き、その上に試しに小片を並べて作品のイメージを固めます。ある程度見えてきたら、ついに本番!
額にモルタルを塗り、その上に小片をさして作品を仕上げていきます。
参加者の皆さんは、自分の納得のいく作品に仕上げようと、とても真剣に取り組んでおられました。
出来上がった作品を見ると、鳥の絵を描いた人から、石の割りカスを上手に用いて表現したもの、並べ方を工夫して空気の流れを描いたものなど、一つも被る作品がなく、一人一人の個性が本当に良く表れていました。
美しいのはもちろんですが、それだけでなく、作品を眺めているとその人がどういう人なのかを感じることができるところが、モザイクの面白いところなのかなと思います。

碧さんは「2回目の人はより自由に作品をつくっていて、嬉しいです。初めての人も、とても個性が出ていました。同じ材料で、同じように作っているはずなのに、皆さんそれぞれ全く違う作品が出来上がるため、やる度にどんどん面白くなっていきます。またぜひワークショップを開催したいです!」とおっしゃっていました!
今回参加できなかった皆さんも、次回は是非参加して、世界でたった一つの一輪挿しを作りませんか?
(インターン生 金城亜優)
碧さんの作品が掲載されているFacebookページ『エゲオ工房_モザイク制作』と、
SALT VALLEYでのモザイクワークショップに参加された皆さんの作品が掲載されている『本日の一輪』です。
ぜひご覧ください(^^)/